通常級と支援級どちらにするか③

定型発達4年生の長男と、発達検査に引っかかる療育中の1年生の次男の子育て中です。

通常級と支援級、どちらにするか。

支援級はどういう状況なのか、子どもが支援級に在籍していない私の知る限りではありますが情報を。

昨年度、学校公開の最中に近隣2校の支援級をみました。

支援級は、学校により取り組みが違うと言っても過言ではないと感じました。

A校の様子)

電子黒板を活用して、iPadで算数系アプリを使った数の学習をするシーンがあり、とても魅力的な授業進行。

朝は、支援級全員集合での朝礼の時間があり出席確認もその中でしていた。

B校の様子)

休み時間には、ブロックなど通常級には、置かれていないおもちゃに近いものがあり、先生に出して貰えば使うこともできていた。

ホットプレートを使っての、調理実習のような授業が低学年のクラスで実施されていた。

クラスの児童について、放課後の療育予定が掲示されていた。

どちらも、1クラスは5~8名。

担任以外にも、常に支援員とおもわれる大人が1~2名ついていました。

そして、支援級在籍の子の保護者や、支援級をもつ学校の通常級に通う子の保護者から聞く限り、大田区の支援級は通常級との交流がほぼないです。

運動会では、一緒に参加はしますが、普段の給食を含めて、授業での交流がほぼない。

変えませんか。このやり方。

そして、

全校に支援級配置して

支援級と通常級の交流を日常的に作る

という風に変わってくれたら、と思います。

支援員の配置について、変更求めているところですが、これについても、変更求めてみようと考えているところです。

交流がないということは、通常級在籍の児童が、障がいのある人に対する理解を深める機会もないということです。

そばにいるけど、いないのと同じ扱いをされてるように感じました。

あるモノやヒトやコトを、異質と感じて除外しようとする言動は、

そのモノやヒトやコトがそこに存在しているのが、

いつもの状態ではないと感じる恐怖にも近い感情からくるのではないでしょうか。

いつもの状態、というのは、見慣れているか、どのくらいの頻度で接したことがあるか、ということにも起因するものだと思います。

発達の凸凹のある子たちは、なんらかのヘルプが必要なシーンが日常的にあります。

定型発達で成長している児童が、そうでない児童の存在を身近に感じ、普段から接することが多くあれば、どのようにヘルプしたら良いのか、どんな時にヘルプすると良いのか、自然と知る機会があります。

差別のない社会を、と訴え続けなくても、差別をすることのない大人になるのではないでしょうか。

子どもの学ぶ環境を考えながら、そんな風に思っています。