通常級と支援級どちらにするか②
定型発達4年生の長男と、発達検査に引っかかる療育中の1年生の次男の子育て中です。
次男を通常級に入れて、半年以上経ってから判明した大田区で支援を受けることの難しさ。
サポートルーム(特別支援教室)
支援員(学校特別支援員)
の2つについてわかったことを記します。
1)サポートルームについて
4年ほど前に、サポートルームという特別支援教室が始まりましたが、
これは東京都の指針に従って運用しているものです。
ここは、私の住む区では元情緒級の支援級の扱いでもあります。
何を言いたいのかというと、
知的な課題をもった児童は利用希望しても対象外とされてしまいました。
実際、明言はしておらずともそのような説明がウチにもされました。
2)支援員による支援について
これは児童個人に対して付くものではありません。
学校が
『こんな特性のある児童が何人在籍してるから
何時間の支援員による支援を欲しい』
という感じの要望?を教育委員会に出して、その結果で支援員が入るそうです。
ですが、その支援員を要請するにあたっても、私の住む区の場合はどんな特性タイプの児童でも要請できるわけではありませんでした。
ここにも、知的な課題をもった児童だと、支援員による支援要請の対象外になるということがわかりました。
そして、教育委員会が学校などに出してる資料では、1ヶ月の1校あたりの支援員の活動時間目安が出ています。
学校の規模や通う児童は様々なのに、目安に縛られた運用です。
何でしょうか、この除外っぷり。
じゃあ、知的な課題のあるタイプの児童が受けられる支援は?
知的な課題がある児童、イコール発達検査の結果IQが低くでた児童ということになりますが(高くでるお子さんもいますね)
IQの低い児童は支援級か支援学校の2択というように見えます。
箱を用意すればいいのでしょうか??
違うと思います。
変えなくては、変えて欲しいと声を上げなくては。
箱を用意して運営している側(教育委員会)は、これで良いと思ってるのもわかりました。
変えようという気持ちもありません。
指針に従って仕事してるだけなので。
従ってるのだから自分に罪はない、とでも言いたげです。
知的な課題のある児童にも、情緒の課題がある児童のような支援体制を。
より多くの方が、支援体制を整えることを要求すれば、最短で変化が起きるまでに3年ともいわれるものが2年になるかもしれません。